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MPV AT Pレンジでロックしない
2014/06/29
今回のお車、当店より中古車販売させて頂いて数年間、いつも車検や整備等でお世話になっているのですが、
先日 入庫時にPレンジからサイドブレーキを引く間に車が動いた?(少し傾斜がついてる所)
ん?..... 車を押してみると、抵抗もなく転がりよう? え~! Pレンジのロックが効いとらん!!
なんで? いつから? ATは何の不具合なくいつもどり走行してるのに、ま、動きながら 無理にPレンジに入れて壊れたらAT本体もまともじゃなかろうけんが?
私もMAZDAのディーラーに居ましたが、在籍中には無かった車ですのでよくわからんです。
こんな時は、MAZDA時代の後輩で 現在ディーラー内の整備部門でかなり偉くなっている、
いつもやさしくアドバイスをくれる Oっしーに 「情報くれ!」っと、問い合わせした所
「そんなの聞いたこと無いっすよ(笑)!」
と、いつものように やさしくアドバイスしてもらいました(笑)
ま、そうやろうね~ ん~
とりあえずミッション降ろして確認せんといかんです。
ミッションばらして 例のシフト ロック部分の点検をしてみます。
あっ! 何か外れとう!
これ、ロック機構を作動させるパーツです。
リンク部が 折れて脱落してました。
これが原因でPレンジロックが 作動されず ニュートラル状態だったようです。
しかし、ばらげた 細かいパーツが たまたまAT内部に入りこまず、残っていたので 最悪の事態
は免れた 珍しいパターンでした。(通常はAT作動不良で本体交換 or O/Hでした)
ばらしたついでに、ストレーナーや各オイルシールを交換しておきます。
組み付けたミッションを、車に乗せ 規定量のATF補充後 試運転してPレンジロック機構
及び走行フィーリングとも確認して修理完了です。
セリカ ダブルエックス ブレーキ修理
2014/06/22
本日のお車は、セリカダブルエックス! これは、後期型のダブルエックス2000GT(1G-GEU)で
私が四輪の免許を18歳で取得した年に 発売された車で、当時発売されていた車の中でも大好きな1台でした。
このお車のオーナーは、私より10歳くらい年下の方ですが、本人様が小、中学校時代に強烈に
憧れた車だったそうで、当時から大人になったら絶対乗る! と決めていた車だったそうです。
そのオーナーが、この車を手に入れて10年以上経っているのですが、最初ノーマル外装で大事
に 乗られていましたが、やはり昭和59年式の旧車 各部の腐食がひどくなってきたのをきっかけに、
腐食部切り替え&当時の輸出用のダブルエックスに付いていたオーバーフェンダーと
海外のエアロメーカーがセリカLB用に販売していた フロント&サイドステップをお客様自身
が海外より苦労して集められて、当店にて加工取り付け、オールペイントを10年近く前に
施工させて頂き長い間大切に乗って来られているお車なのですが、
ま、30年間 現役で走り続けてきた車です 今迄もたびたびトラブルの度に修理させて
もらってきましたが、今回のトラブルは 走行中いきなりブレーキがかかった状態になり
走行不能に!
現場が当店からかなり離れていたこともあり レッカー車を呼ばれて確認してもらったところ、
ブレーキが前後方輪(対角線状に)のみ ロックしていると言うこと!
とりあえず近くにトヨタのディーラーがあった為、入庫し 点検してもらった時には
通常状態に戻っていたとのことで、デーラーに数日預けたが 原因がわからずブレーキオイルの
交換のみで「ようすみて下さい」で、引き渡された為 又、何時ブレーキがロックするか
不安と言うことで 当店にいつものように入庫して頂きました。
当店に入庫、試乗しても症状は 出ないままですが、とりあえず考えられるところから Pバルブ、
各ジョイント部(廃盤の為、流用品)を交換
合わせて、前後のブレーキキャリパーO/Hもさせて頂きました。
マスターバックのO/Hも行いたかったのですが、O/Hキットが廃盤でした。
他もチェックした所、ステアリングラックのガタがかなり大きくなってきていた為、
左右ともにまだ在庫があったので交換です。
今回も、貴重な在庫パーツ及び流用品使用で修理完了致しました。
S様 大好きなダブルエックスをこれからも延々と乗って行けるようサポートさせて頂きますので これからも宜しくお願い致します!
しかし、このリヤビューは ほんといつ見てもカッコよかね~!
アルファロメオ156 V6 クラッチオーバーホール
2014/06/10
アルファロメオ156 V6 2.5L ミッション辺りより異音、及びギヤの入りが良くない、とのことで、
私の地元の中学時代の1学年後輩である、M氏の車が入庫致しました。
試乗したところ、クラッチからの異音(レリーズベアリング&本体)がひどく、
とりあえずミッションを降ろして確認しました。
やはり、クラッチカバー及びレリーズベアリングに不良がみられました。
これで、クラッチ3点セットを交換してミッションを載せるつもりだったのですが
ミッションを降ろしてるついでに、クランクシャフトのリヤシールやサーモスタット
ジャケットの冷却水パイプ部パッキン類もやばそうだったんで、すべて交換です。
ウォーターポンプ~サーモジャケット間 パイプのパッキンはすごい状態!(カッチカッチ)
水漏れしてなかったのが不思議なくらい。
このウォータージャケットに3箇所配管が入るんで、各パッキンをすべて交換しときます。
で、載せるつもりが ん~ やっぱギヤとかシンクロもきになってきたので、各部チェックしとくことにしました。
各部チェックしたところ、走行距離(約10万km)のわりにはけっこう痛んでなかったので、各パーツを洗浄して組み付けです。
あとは、ミッションをエンジンに組み付けて完了!
今回は、クラッチ、ミッション、水廻りと多少修理代がプラスαに
なってしまいましたが 新車より15~16年経過している車ですので
やれる時にしっかりやっておかないと、2度手間で余計な修理代が
かかることにもなりますね!
後輩のM氏、これで又 安心して走りに行けますね! 安全運転で!
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